世界経済は着実に伸びている

 昨晩イタリアから帰ってきました。 今回は3月の春休みシーズンと重なったため、飛行機の予約が取れず苦労したが、結果として面白い経験ができました。

 往復ともトルコ航空だったので、イスタンブールを経由しての旅。 往きも帰りも、イスタンブール空港では真夜中の数時間を乗り継ぎのため過ごしたが、その賑わいぶりには驚きでした。

 やたらと時間があるので空港内を歩き回った。 もともとショッピングには興味ないので、ヨーロッパ・中東・アジア・アフリカへの中継地として、どんな感じか見て回ったというところ。

 出発案内の掲示板には、びっくりするほど多くの都市名が並んでいた。 ターミナルビルの通路や待合席には、世界各国の人々が入り混じって壮観だった。

 スナックや軽食の店には人で賑わっていたが、値段はとみるに日本と同じ感覚。 つまり、各国の人々はその値段に十分対応できるというわけ。

 生ビールを飲んでみたが、中ジョッキーで960円ほど。 大ジョッキーが割安で、1080円。 それでも店は込み合っていた。

 イタリア国内でも電車を乗り継いだが、乗客も多いし、軽食や飲み物の値段は日本と変わらないしで、景気ちっとも悪いことないじゃないかといった印象が強い。

 日本で新聞やテレビの報道だけを頼っていると、騒がれている一部分でもって全体を判断しかねない。 ヨーロッパは11%近い失業率で、経済は低迷しているはず。

 ところが、人々の生活はとみると価格水準は、日本とほとんど変わらない。 建設現場も結構見かけるし、ガソリンなどは日本より高い。

 これは中東あたりから来ている人たちだろうが、駅内では荷物を持ったりの自主的(?)サービスでチップを稼ごうとするのも結構いた。 それでも、物乞いは2人見かけただけ。

 こちらの観察も、ほんの一部かもしれない。 ただ、人々の生活ぶりに対して、いろいろ推察を働かせてみると、マスコミ報道とは違った観察ができる。

 今回も思いを強くしたのは、世界各国の人々はそれぞれの働きで、それぞれの生活を賄っているという、当たり前のこと。 その集まりが世界経済であり、マスコミ報道以上に活気を感じられるのだ。

 また、その価格帯も日本とそう変わらない水準のものが結構ある。 ということは、世界経済は着実に伸びているひとつの証しなんだろう。

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