1兆円か2兆円、ドンと買いを入れたいね

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 いま出張から帰って、早速この長期投資家日記に取り掛かった次第。 昨日もそうだが、今日も大きく下げてくれた。

 マーケットの波乱が続き、株価全般がなす術もなく売り込まれるがままに、ストーンストーンと下がっている。 それを眺めながら、こちらは切歯扼腕している。

 こんな時に、1兆円から2兆円の資金でドーンと買いを入れてやったら、マーケットの様相は瞬時に変わる。 別に株価を支えるとかの意図ではない。

 日本にも骨のある投資家がいるということを、内外に知らしめてやりたいのだ。 海外のヘッジファンドをはじめ日本株を売り崩している連中に、一泡ふかしてやれば相場の様相は一変する。

 どういうことか? 年初からの棒下げ相場を良いことに、次から次へと売り乗せして稼いでいる連中がいる。 今年に入って外国人投資家が大幅に売り越しているが、その大半はそんな連中の売りだ。

 彼らは日本株市場が思うがままに下がるので、図に乗って好き放題の売りで大暴れしているわけだ。 日本の株式市場は横並びの機関投資家ばかりだから、この暴落相場に脅えきって狼狽売りを出すのがせいぜいと連中は読んでいる。

 現に、彼らの読み通りの展開となっている。 日本の機関投資家の日本株運用の80%は、インデックスの先物で運用しているが、いまや先物相場の崩れを追いかけるかのように売りを出している。 まったくをもって、ダラシナイの一言。

 そんな海外の連中に、日本にも買い手はいるぞと、その存在を見せつけてやるのだ。 突如として1兆円とか2兆円の現物買いが入ってきたら、連中は大慌てで売りを手仕舞ってくる。 

 売りを仕掛けている連中にとって、強力な現物買いが入って来ることは、潮の変わり目を意味する。 そして、一気に担ぎ上げられて大損させられるという恐怖感がパッと広がる。 もう、それだけで売りの圧力は驚くほどに下がってしまう。

 いま、さわかみファンドに1兆円できれば2兆円ほど入ってきたら、おもしろいことになる。 運用を担当している草刈が、ゴキゲンで買いを入れるだろうね。 おそらくだが、最近の下げ一色の相場展開、まったく違うものになると思うよ。

 もちろん、読者のみなさん一人ひとりが、この下げをどんどん買ってやるぞと行動してくれるのだっていい。 さわかみファンドがドカーンと買いを入れるのとは違うが、多くの個人投資家からのじわじわと買いが入って来るのも、海外の連中にとっては警戒信号となる。

 まあ、相場のことはどうでもいい。 長期投資家は企業を応援するという大事な役割がある、いまほど応援の価値が高いことはめったに無い。 ここは、とにかく買っておこう。