そろそろ、カッコ好いお金のつかい方を考えよう

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 秋に出版される新著の書名が、上にあげた「そろそろ、カッコ好いお金のつかい方を考えよう」である。

 現時点では、原稿の執筆に汗だくだくの毎日。 果たして、8月末までの脱稿に間に合わせることができるかどうかの闘いで、暑いなんて言っている暇はない。

 出版元は9月の発刊予定で走っているので、なにがなんでも書き上げなくてはなるまい。 それで、いま必死に書き進めている。

 カッコ好いお金のつかい方については、これまで折にふれていろいろ紹介してきた。 それらをまとめるのと、新たにいくつかを載せていく予定。

 大事なのは、カッコ好いお金のつかい方を考えように至る前の過程である。 いくら、カッコ好くお金をつかおうとしても、お金の余裕がなかったらどうにもならない。

 どうしたら、お金の余裕を生み出すことができるのか。 といっても、爪に火をともすような節約節約の日々を送って財産づくりしたんでは、さてどうなることか。

 たしかに、お金は増えるかもしれないが、とてもではないが「カッコ好くつかう」心情にはなれないかもしれない。

 そう無理せず、むしろ余裕をもって「お金の余裕」ができていったら最高である。 その方法論の筆頭が、もちろん長期投資である。

 長期投資の良いところは、マーケットを追いかけてバタバタしないから、ゆったりじっくりとお金を増やしていけるところにある。

 とりわけ、さわかみファンドのような長期保有型の投信に託してしまう、あるいは毎月の積立て投資をしていけば、暇で暇で仕方がなくなる。

 その暇を有効活用して、カッコ好いお金のつかい方の勉強をどんどん進めておくことだ。 この勉強は、いくらやっても際限がない。

 世の中や社会をしっかり観察し、ああこんなところへお金をまわさせてもらえたら、と思えるテーマを自分なりに見つけ出していく。

 しっかり長期投資していけば、お金はそこそこに殖えてくれる。 そこから先、カッコ好いお金のつかい方となると、これはしっかり勉強していきたいものである。

 ともあれ、通常の仕事にプラスして原稿書きで必死の毎日なので、来週からしばらくは長期投資家日記も2日おきぐらいになります。