長期投資家がローマの休日?

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 いつも書いているように、われわれ長期投資家は日ごろから応援したい企業の調査は進めておいて、相場暴落時に断固たる応援買いを実行する。

 先週のような株価の大幅下落に対しては、資金のありったけを投入したいと、がぜん気合が入る。 ギリシア問題とか中国の株価暴落でマーケットは大騒ぎしようが、われわれの応援企業はそんなことお構いなしに日々のビジネスに全力をあげている。

 ところが、目先の利益を追いかける投資家などが泡を食ったように売り叩いてくる。 そこは、われわれ長期投資家の出番となるわけだ。

 一週間たってみると、ギリシアも中国もちょっと落ち着いてきた。 それをみて、売り叩きの買い戻しなどがマーケットに集中してきている。

 もうそうなると、長期投資家は暇となる。 もちろん、企業のリサーチ調査はずっと続くから、完全に暇ということはないがね。

 まあ、そういう理由ではないが、今夜の便でイタリアはローマへ向かいます。 今年のオペラの打ち合わせの詰めはほんのちょっぴりで、主題は来年の準備。

 来年は9月末に日本でオペラ公演をするが、それ以外にバティカンからの依頼を受けており、それらの具体的な話に行ってきます。

 表題では、ローマの休日だが、実際は超ハードスケジュールとなっている。 打ち合わせだけでなく、いくつか即断即決してくることになりそう。

 そんなわけで、長期投資家日記は次回7月21日になること御了承ください。 その代わり、素敵な土産話を楽しみに。