長期投資の先の笑顔

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 土曜日には大阪で実に楽しいセミナーというか集まりがあった。 もともとは、浪花おふくろ投信が2008年の3月に設立され、ずっと地道に勉強会を進めてきたもの。 それも、月2~3回のペースでだ。

 同年4月に設定された浪花おふくろファンドは、その年の9月にリーマンショックというとんでもない洗礼を浴びて、1万円でスタートした基準価額は6000円台にまで叩き落された。

 そこからが直販投信の真骨頂。 浪花おふくろ投信では基準価額の下落にめげることなく、徹底的にセミナー活動を進めた。 それが、ファンドを購入してくれた方々への強いメッセージとなった。

 その後、浪花おふくろ投信はクローバー・アセット・マネジメントに引き継がれたが、定期的な勉強会は続けられてきた。 ほとんどのお客様はずっと浪花おふくろファンドを信じて、懸命に頑張ってくれた。

 7年たった今、浪花おふくろファンドは基準価額を大きく伸ばし、年率9.8%の成績を誇っている。 毎月の積立て投資をしてきた方々は、もっと高い運用成績を手にしている。

 そういった方々が土曜日には数多く集まり、一緒に頑張ってきてよかったという万感きわまりない笑顔で会場は一杯となった。 勉強会に初めて参加という方も多かったが、みなさん長期投資の先にある喜びといったものの一端に触れてもらえたようでニコニコされていた。

 こういった楽しさを、もっともっと広げていきたいものだ。 日本中で長期投資に踏み切る人たちが増え、時間の経過とともに将来への自信と笑顔があふれてくれたら最高である。

 もちろん、長期投資の先にはカッコウ良くお金をつかうステージが、大きく広がっている。 笑顔にあふれた人たちが、文化・教育・芸術・スポーツ・技術・ NPO ・ボランティアなどに余裕のお金をどんどんつかうようになっていったら、日本経済や社会はしっとりとした活性化を遂げることになっていく。