いつも台風のエネルギーってすごいなと畏怖の念を禁じえないが、今回はえらい迷惑をかけてくれた。 土曜は大阪で大学の講義だったので、そのまま日帰りした。 問題は昨日の大分でのセミナー。 台風１７号が九州から本土を縦断するという。
朝なんども確認して、一応は飛んでいるというのでひとまず羽田へ。 カウンターで確認すると、たしかに東京から大分へは飛んでいる。 しかし、帰りの便はどうなるか分からないとのこと。
さて、どうしようか？ いまからでは、セミナーに来られる予定の方々に連絡の仕様がない。 せっかく楽しみにしていただいているのだ、なんとかちょっとでも顔を出さなくてはということで、とにかく行ってみようということになった。
大分空港についてみると、予定していた帰りの便は欠航が決まっていた。 その前の２便も欠航。 唯一あるのは、１４時４５分発の東京便だが、それも羽田に着陸できなければ大分に戻る条件つき。 仕方ない、ほんの１０分ほどしかセミナーをさせてもらえないが、とにかく顔だけでも出そうということで、１４時４５分発を仮予約した。
空港から１時間１０分かけてセミナー会場へ。 行って良かった。 大勢の方が出席されていた。 となると、１０分だけでさよならというわけにも行かない。 まして今回は、昨年の７月に就任した新社長をご紹介する全国行脚セミナーの最終回。 そこで、社長の黒島と話し合って、彼には残ってもらうことにした。
自分は、慌ててとんぼ返り。 すっ飛んで大分駅まで行ったら空港行きのバスは出た後だった。 仕方ないので、タクシーで空港へ。 そして、羽田へ。 結局、何のための一日だったのかと台風を恨めしかったが、頭も体も燃焼不足もいいところ。 帰りの飛行機から電車の中でも、そして家へ帰ってからも原稿を書きまくってやった。 夜中まで、ずいぶん書けたのが唯一の救いだった。
大分の皆さんには帰りがけに約束した、近いうちに出直しますと。 そうしないと申し訳ない限りだ。
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