長期投資野朗の本の製作風景

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 以前にも書いた、フランスはコムジェスト社の創業者であるカントン氏による、長期投資の良さと面白みを語る本の製作が同時進行中である。 製作と書いたのは、カントン氏が原稿を書き進める横で、その英文をどんどん日本語にしていく作業が進められているからだ。

 カントン氏はもう既に100ページを上回る原稿を仕上げて、いまはそれらを推敲中。 遂行が終わった分から順に、日本へメールされる。 それをさわかみ投信の社員が手分けして翻訳するという段取りになっている。

 おもしろいのは、さわかみ投信の社内で有志を募集したところ、なんと20人もが参加してきた。 その中には、”おい、お前たしか英語は得意でなかったはずだよな” という人間もチラホラいるのだ。 カントン氏の人柄もあってか、是非とも手伝わして欲しいという。

 もちろん、英語の堪能な社員がプロジェクトリーダーとなって、全体の翻訳を監修するから問題はない。 それよりも、彼らの手伝おうとする意欲を高く評価したい。

 予定では、12月半ば頃までには翻訳作業を終わらせる。 かなり専門的な記述もあるから、そのあたりは自分がやさしい表現に手直した上で、パート2の部分を書き下ろすことになる。 そして、正月明けには出版社へまわすことになる。

 さあ、このスケジュールどうこなすかな。 読者の皆さん、お楽しみに。

     

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 本を出しました。今回は電子書籍版として、スッと読めるボリュームに抑えました。 さわかみ投信現社長の黒島の本も合せてご紹介します。

 
 澤上篤人「お金をまわして日本を元気にさせよう」
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 黒島光昭「特許物語」
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