政治の混迷

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日本経済や社会の現在そして将来を真剣に考えれば考えるほど、

いまの政治にはうんざりさせられる。

民主党もただの寄せ集め集団でしかなく、

この国をどういった方向に持っていくのかのビジョンがはっきりしない。

自民党も民主党打破に燃えてはいるものの、国民に対しはっきりした政策を示しているわけでもない。

 

逆をいうと、首相がいつ辞めて、次はどんな政治体制になるのか、

連立内閣だとどうなるのか、お茶の間の話題としてはこれ以上に面白いものはない。

どの人が新しい首相に相応しいかというか、この人にこそ日本の将来を任せたいという本命がいない。

それもあって、これからどんな政治力学の変化があるのか、

その後はどう転がっていくのか、まさしく興味しんしんだろう。

 

もちろん、いまの日本でお茶の間の話題とか酒の肴ぐらいに政治を語っている余裕はない。

一刻も早くまともな政治、政治らしい政治を断固としてやってもらわなければ、この先が極めて危険である。

 

失礼な物言いかもしれないが、小粒政治家の政治ごっこほど観客席に請けるものはない。

だれかが圧倒的な政治力量で全体を強力にひっぱていくとなれば、

国民も単なる観客席の一人ではなくなる。

この国がどういう風に変わっていくのか、もはや他人事ではなくなるのだから、みな真剣になるだろう。

 

そういった緊張感が、いまの日本にどれだけ問われているのか、まさに政治センスの問題である。

 

今週水曜日はインベスターズTVの生放送。

興味があればぜひご覧ください。

http://www.investors-tv.jp/live/