よいスタートの新年

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みなさん、明けましておめでとうございます。

今日から仕事始めの方々も多いと思うが、こちらは昨日からフル稼働。

今年も忙しい年になりそう。

 

夕方、さわかみファンドの基準価額を見て、

おおー、今年は良いスタートを切ったなとご満悦で新年の仕事始めの乾杯をした。

まあ、米国株が月曜日に大きく上げていたから、

ある程度の上昇は期待していたが、200円を越してくれたのは結構なこと。

 

株価の戻りを単純に喜んでいるわけではない。

昨年の秋口からずっと期待していた主要企業の株価の金融離れが、

いよいよ始まるぞという兆候として、年初早々の上昇を捉えていいのだろう。 

 

金融離れ?

世界の主要企業の収益動向を見るに、株価全般がこれほど出遅れる理由はない。

ところが、現実にはヨーロッパの金融不安やユーロ安に振り回されて、世界中の投資家が買いをためらっている。

よく考えてみれば自明なのだが、

これといったグローバル企業はユーロ圏の金融不安や先進国の低成長率お構いなしに業績を伸ばしているのだ。

新興国はじめ世界中のほとんどの国々で、より豊かな生活を求めて経済は力強く拡大発展している。

まともな経営感覚を持っている企業なら、そこに焦点を当ててビジネス展開するのは当然のこと。

その成果として、業績はぐんぐん伸びているのだ。

 

そういった企業を選別して買うのに、どうlしてユーロ不安などに振り回されなければならないのか。

その辺の金融トラウマから自らを解き放って、

さっさと買いを入れる動きがようやく出てきたかなというのが、新年の仕事始めの感想である。