株式の死というが

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 世の中、不安心理を煽りたがる人が多い。

 

 今週はじめには、

 世界的な株安で早くも株式の死との活字が新聞紙上でチラチラし出だした。

 1981年の夏にも、米国の有名な経済誌で大々的に株式の死という特集が組まれた。

 その1年後の82年8月から、

 米国株は17年半に及ぶ長期上昇相場が始まり、株価は15倍になった。

 地球上69億弱の人々が毎日の生活を送っており、

 生活に必要な物資を生産し供給する企業活動は一日として途切れることはない。

 そういった企業のほとんどは株式会社である。

 そして、世界人口は毎年1億人前後ずつ増え続けているし、

 どこの国の人々もより豊かな生活を求めている。

 つまり、企業の社会的役割はますます大きくなるばかりなのだ。

 

 ということは、株式の死なんてあり得ない。

 逆いうと、そういった時が株式市場の底値圏なのだろう。